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 米国のアニメーション制作者にして実業家のウォルト・ディズニーの言葉です。世界最大のテーマパークを創っても、世界一を維持しているだけでは、後退しているのと変わらない。極致にいても、さらに工夫を凝らして向上しようとする意欲的な姿勢を意味します。
 仕事や学習において「この程度でよいだろう」と、勝手に自分の能力の限界や上限を決めつけて思考を停止することは、素晴らしい潜在能力の発揮の機会をも失うことになります。
 今年3月にNHK NEWS WEBのビジネス特集の中で、あるIT周辺機器メーカーの事業経営の危機と、そこから得られた教訓についてのインタビューが紹介されていました。
 この創業者はもともと製材業を生業としていましたが、コンピュータに未来を感じ、IT関連機器の会社を立ち上げます。パソコン収納ラックを始め、様々な周辺機器を手がけ、事業は順調でした。しかし、平成初期の技術革新の凄まじいスピードと群雄割拠の競争により、商品価格が暴落すると共に、パソコンの小型化によって売り上げが激減し、事業は存続の危機を迎えます。
 そうした頃に登場したのが、スマートフォンでした。草分け期に将来性を確信し、他社に先駆けて充電器やケースの生産体制を整備し、競合他社への優位を得るに至っているといいます。



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