これは『論語』に見られる言葉です。
「過ちをしても改めない。
これを本当の過ちという」
という意味で、誰もが過ちを犯す存在であることを認めた上で、過ちに気がつけばそれを認め、自ら過ちを正すことが肝要であると教えます。
過ちを隠ぺいしたり、ごまかすことは論外なこと。それは、遅かれ早かれ、必ず露見し、過ちに過ちを重ねた罪の代償は、思いも寄らないほど大きなものとなるのです。
4月、多くの学校では遠足や修学旅行が行われます。そんな中、岐阜県のある高校の遠足で使う大型バスの手配ミスを隠すため、旅行会社の社員が生徒を装って自殺を示唆し、遠足中止を求める手紙を、遠足前日に学校に届けるという出来事がありました。
この社員は、「バスを手配していると思い込んでいた」とミスを認めた上で、「ばれないように遠足を中止させよう」と考え、生徒を装って手紙を書いたといいます。この社員から届けられた手紙を読んだ学校側は、全職員を緊急招集し、約6時間にわたって全生徒に電話をして遠足への参加を確認しました。
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