これは明治、大正、昭和の時代にかけて活躍した社会教育家、後藤静香氏の「本気」と題された有名な言葉であり、全文は、次のようなものです。
 
 本気ですれば たいていな事はできる
 本気ですれば なんでも面白い
 本気でしていると 
 たれかが助けてくれる
 人間を幸福にするために
 本気ではたらいているものは
 みんな幸福で みんなえらい
 
 何事も、本気で取り組むことの大切さを、わかりやすく表しています。
「本気」とは、真面目な心、冗談や遊びでない真剣な気持ちのことですが、本気ですることの特徴としては、面白くなってくること、支援者が現れること、継続性があることや、そしてやらされるのではなく、自分で決めてやることなどがあげられます。
 言い換えれば、自分で決めたことを、楽しく、継続的に行い、そして支援者が現れなければ、それは「本気」ではないことになります。