念仏宗【念佛宗】無量壽寺|珠玉の言葉

  念仏宗【念佛宗】三寶山無量壽寺 珠玉の言葉 updated 2026-07-20
 
 

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その声は、同じバスで小学校に通学する女子児童のものでした。
やがて、この児童は卒業しますが、同じ小学校に通う下級生が、見よう見まねで、男性をサポートしてくれました。
誰かに教わったわけでもない、誰かが始めた親切。それを見ていた周りも、誰に言われずとも、自然と親切を受け継いでいく。
十年以上続く「小さい手のリレー」。その親切のバトンは、今も繋がっています。
『法句経』に、
「仁をふみ、慈を行い、博く愛して、人を救わば、誉れ、自然にありて、幸い、常に身に随う」
つまり、思いやりと慈しみの心をもって、他の苦しみを和らげることができれば、それは自然と、
自分自身の喜びや幸せになる、と説かれています。
誰もが持つ慈悲の心。小さな親切も、躊躇せずに行動に移すことで、その心が周囲に広がっていきます。
私たち一人一人の力は小さくても、その仏道実践が社会を変えていくのです。

文・南 省吾
 

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