HOME > 今月の言葉 1頁


 多くの著作や講演で広く知られ、また地下鉄サリン事件被害者の急患治療に積極的に当たったことでも有名な、聖路加国際病院の名誉院長、日野原重明氏の言葉です。
 国内の民間医療機関で初めて人間ドックを開設し、成人病に代わる呼称「生活習慣病」を提唱するなど、終生、患者目線の医療改革に取り組み、平易な語り口で「いのち」を語る氏の姿は、幅広い世代に親しまれました。
 2017年7月18日、その日野原氏が、105歳で天寿を全うしたことが報じられました。100歳を過ぎても生涯現役の医師を貫き、数年前までは30代と変わらぬ診療と執筆の生活を送り、徹夜も辞さなかったといいます。
「いのち」とは、人それぞれに与えられた時間、その時間を自分だけでなく、自分以外のことに使うことです。
 氏は医業の傍ら、全国の小学校で、子供たちに「いのち」の尊さを教え、また、75歳以上のシニアに対しては、生きがいづくりと社会活動を促す「新老人の会」の立ち上げを通じて、望ましい生き方や人生の幸せとは何かを問い続けました。






今月の言葉 2頁

1234