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 米国の実業家であり、ゼネラル・エレクトリック社(GE)で長年にわたって最高経営責任者を務めたジャック・ウェルチ氏の言葉です。氏の経営手法は、不採算事業の整理、リストラと事業の企業買収による国際化の推進で、1999年には、アメリカのビジネス雑誌『フォーチュン』において、「二十世紀最高の経営者」に選ばれました。
 企業の存続か、従業員の解雇かという厳しい選択を迫られた氏は、冒頭の言葉にあるように、
「企業は、日々自らが変革を成し遂げる意志を持つべきものであり、外から変革を迫られた時点では、立て直しの犠牲が大きい」と訴えました。
 現在、かつて日本の高度経済成長期を支えてきた家電メーカーが、海外企業に買収されたり、あるいは事業部門を売却するなど、事業再編の大きな節目を迎えています。
 最近の例では、東芝が、電気洗濯機や電気冷蔵庫の国産第一号を生みだした家電部門を中国の家電メーカーに売却し、さらに国産第一号のテレビを製作したシャープも、数千億円もの赤字により、台湾の会社に会社自体を身売りすることになりました。日立製作所、パナソニック、ソニーなど、かつての優良企業も、過去に大きな赤字を計上しています。

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